母親が認知症!ひとり娘がたった1人で介護生活スタート

介護 家族

私はひとり娘なんです。兄弟はいません。そして、母子家庭で育ちました。中学生くらいまでは母親の介護が、私ひとりの肩にのしかかるなんて想像もしてませんでした。でも、それは私が結婚して、子育て真っ最中の頃にやってきました。

「自分の親はもしかして認知症かも?」なんて悩んでいるあなた。このブログを読んで今すぐ行動してください。「もしかして認知症?」程度の症状は改善が期待できるかもしれません。

親の異変に気づいたらすぐ病院に行こう!

病院

私が母の異変に気づいたのは、お正月に当時一人暮らしをしていた母がやってきたときです。夜になって息子が「お風呂に入る」と言って、バスルームに行きました。母はその後ろ姿に「ゆっくり温まってね!」と声をかけていました。

5分ほどすると母が長女に「あれ?〇〇くん(息子)は?」と、聞いていたのです。長女は笑って「嫌だな〜さっきお風呂に入るよ?バスルームに行くの見てたじゃん!」と言いました。母は、「あれ?そうだっけ?」といつになくぼんやりした顔をしてました。

私は、これは本当に息子がお風呂に入っているのだということを忘れてるのでは?と思いました。認知症って短期記憶障害が出るって言いますもんね。ちょっとゾッとしました。だって、「あ〜そうだった!」って言葉がとうとう出なかったんですもん。

短期記憶障害とは?

アルツハイマー型認知症によく見られる症状です。食事をしたかどうかがわからなくなったり、同じ話を何回もしたりするアレです。物忘れと見分けがつきにくいので「もう!おばあちゃんったら?」なんて感じに済ましちゃうこともよくあります。

ここまでで思い当たるところありませんか?もっと他にも「これは変だな」ということを例にしてお伝えします。

日付がわからなくなる

カレンダー

認知症で病院にかかり始めると、先生が「今日は何月何日何曜日ですか?」なんて質問を必ずします。たまに付き添いの私もドキッとしますが、母が認知症初期にはすでに日付がわかってなかったですね。

初めの頃は誤魔化したりしますが、だんだん面倒臭くなると「なんでそんなこと聞くの?」とか「そんなこともわからないの?」みたいなことを言い出してました。

集中力がなくなる

学習

母の趣味は編み物でした。本を読むのも好きで、よく読んでましたね。でも、認知症が怪しくなってくると編み物は「肩が凝る」と言ってしなくなりました。確かに、年齢的にも目を使う作業は辛いのかも?なんて気にしてませんでしたが、やはり認知症の症状だったのでしょうか。

本は買っていたようですが、読まずに放置してありました。買ったことも忘れるのか同じ本が2冊あるなんてことも。こんな症状は注意したほうがよさそうです。

判断力が衰える

判断力

母は、銀行や役所での手続きができなくなりました。手続きしなくちゃいけないことはわかっていたようですが、どこに行けばいいのか?何をすればいいのか?誰に何を訊けばいいのか?分からないので、私に頼ってきました。

お金の管理は比較的早い段階で私がやるようになっていました。落とす心配もあったし、ATMの前で立ち尽くす姿が目に浮かんだからです。想像できる将来の姿に対して、早めに対処しておいて良かったと思いました。

さっそく物忘れ外来を検索&受診が大事!

看護師

少しでも早く病院に連れて行きたいと思い、すぐに物忘れ外来を検索しました。電話を入れてもなかなか予約が取れないし、その間にも認知症って進みますもんね。気が気じゃありません。早めの行動が大事です。

物忘れ外来というか、精神科なんですけど、そこで受診すれば認知症を遅らせる薬がもらえると思って、こっちとしては必死ですよ。なんとか予約が取れて(やっぱり1ヶ月ほど待たされました)、受診してみると案の定、アルツハイマー型認知症?でした。

スムーズに病院に行かない人もいる!

拒否

私の母は病院に行くのも非常にスムーズでした。認知症になると本当の人格が出るって聞いてましたけど、ここまで従順とは思ってなかったです。しかし、誰もがそうではありません。「病院に行くのは断固拒否!」という方も、結構多いんですよね。

「病院に行くまでが大変だった!」という話もよく聞きます。これは大変です。多分、自尊心が強いんでしょうね。どうしても病院に行ってくれない時は、以下のことを試してみてください。

  • 主治医に専門医に行くよう言ってもらう
  • 地域包括支援センターに連絡する
  • 正直に物忘れがひどくなっていると告げる

一つずつ説明しますね。

主治医に専門医に行くよう言ってもらう

かかりつけの先生がいれば、その方から「専門医を受診する必要がある」と言ってもらいましょう。身内に言われるより、信頼しているかかりつけのお医者さんに言われると素直に応じる場合があります。

地域包括支援センターに連絡する

私としてはこれが一番のおすすめです。地域包括支援センターは今住んでいる地域に必ずあります。区役所なんかで問い合わせると窓口に繋いでくれます。そこでは認知症の症状があるのに病院に行けていない人のための体制が整っています。他にも認知症コールセンターなどがあれば連絡してください。地域によっては認知症初期集中支援チームなんかもありますよ。

正直に物忘れがひどくなっていると告げる

認知症初期の場合、本人に自覚がある場合があります。会話の途中で、「親戚のあの子、名前なんだっけ?」とか「銀行の暗証番号覚えてる?」とか挟んで、物忘れが進んでる状況をテストしてみてください。本人から「最近物忘れがひどくてね〜」なんて言葉が出ればチャンスです。「薬で治るらしいよ」とか言って、一緒に病院に行くよう促しましょう。

認知症は早期受診がとっても大事!

アイデア

認知症は早く受診すればするほど進行を遅らせることができ、本人にとっても家族にとってもいいことづくめです。薬を伸び始めた母を見た時は物凄く安心したのを覚えています。多少認知症の症状はあっても、母は一人暮らしを継続できましたし、買い物やお友達とのランチなんかも楽しんでましたよ。

もし、認知症かも?って心配しているなら、迷わず今すぐ病院に行きましょう!

病院は初めの第一歩!ここから介護生活スタート

病院に行って薬をもらって、一旦は安心しましたが、ここからが介護生活のスタートです。毎日いろんなことが起きます。思いがけないことをする親の姿にショックを受けたり、絶望することもあるでしょう。

でも、それってあなただけが経験してることではありません。いろんな人の体験談を聞いたり、読んだりすると励まされることもあります。そして、手抜きすること!私がこのブログで手抜き方法についても紹介しますので、決して1人で抱え込まないでくださいね!

まとめ

同じことを何度も言ったり、つい数分前のことを忘れていたりしたら、認知症を疑いましょう。家族としては1日も早く病院に連れて行き、認知症の進行を遅らせる薬をもらうべきです。それは、あなたのためでもあります。どうしても病院に行ってもらえない時は、地域包括支援センターに連絡してください。必ず解決法を考えてくれるはずです。

1日でも長く自分でなんでもできる生活ができるよう、通院の手助けをしてあげましょう。

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