ディズニーの無料パスとは？スタンバイパスやプレミアアクセスとの違いは？

7月26日スタートの無料パスとは？

2023年7月26日よりスタートしたディズニーの無料パスとは、プライオリティパスです。

プライオリティパスは、東京ディズニーリゾート・アプリで取得できる無料の優先入場サービスです。対象のアトラクションを、スタンバイパスとは別の入口から優先入場することができます。プライオリティパスは、パークチケット1枚につき1人分を取得できます。

プライオリティパスに枚数制限はありませんが、一度取得すると、次に取得できるのは取得後120分後、またはアトラクションの利用を開始後です。

注意点としては、以下の通りです。

• 時間指定ができない：計画的に取得する必要がある
• 先着順に配布される：順番が遅くなると、閉園時間になってしまう

プライオリティパスは、使いこなせばとても便利です。特に小さな子ども連れの場合は、上手にパスを利用して、余裕を持ってアトラクションを楽しみましょう。

プライオリティパスの対象アトラクションは？

プライオリティパスは、対象アトラクションが決まっています。入場前にチェックしておきましょう。

東京ディズニーランド

東京ディズニーランドでは、7施設が対象です。

• スター・ツアーズ：ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー
• スペースマウンテン
• バスライトイヤーのアストロブラスター
• ビッグサンダー・マウンテン
• プーさんのハニーハント
• ホーンテッドマンション
• モンスターズ・インク：ライド＆ゴーシーク

東京ディズニーシー

東京ディズニーシーでは、7施設が対象です。

• アクアトピア
• インディージョーンズ®️・アドベンチャー：クリスタルスカルの魔宮
• 海底2万マイル
• タートル・トーク
• ニモ＆フレンズ・シーライダー
• マジックランプシアター
• レイジングスピリッツ

ランドもシーも超人気アトラクションは対象外となっています。

ファストパスとの違いは？

ファストパスとの違いは、紙のチケットかアプリによるチケットか、です。現在、ファストパスは廃止されており、その代わりとなるのがプライオリティパスです。

長らくファストパスで親しまれていたので、慣れるまで戸惑うかもしれません。

ディズニーリゾートはパスだらけ！それぞれの違いは？

現在のディズニーリゾートには、プライオリティパス以外にもパスがあります。効率良くパークを巡るには、パスを使いこなすのが必須と言っても過言ではありません。ここでは、プライオリティパス以外のパスを紹介します。

スタンバイパス

アトラクションでのスタンバイパスの利用は、現在休止しています。その他のレストランやショップでは、スタンバイパスが必要です。スタンバイパスが必要な施設は以下のとおりです。

施設

• グランドエンポーリアム
• プラネットM
• フロンティア・ウッドクラフト
• ディズニー&カンパニー
• ファイブ・アンド・ダイム
• キングダム・トレジャー

レストラン

• トゥモローランド・テラス
• スウィートハート・カフェ
• リフレッシュメントコーナー

ディズニープレミアアクセス

ディズニープレミアアクセスとは、パーク内施設等の体験時間や入場時刻を指定して予約できる有料のサービスです。パークチケット1枚につき1人分が購入できます。3歳児以下は、同行者がディズニープレミアアクセスを持っていれば、入場できます。

購入はアプリのみ。クレジットカード決済が必要です。対象施設は以下のとおりです。

アトラクション

• センター・オブ・ジ・アース：1,500円／回
• タワー・オブ・テラー：1,500円／回
• トイ・ストーリー・マニア！：2,000円／回
• ソアリン：ファンタスティック・フライト：2,000円／回

パレード・ショー

• ビリーヴ！〜シー・オブ・ドリームス〜：2,500円／回

アトラクションとパレード・ショーのプレミアアクセスは同時購入が可能です。

エントリー受付

エントリー受付とは、東京ディズニーリゾート・アプリから、利用を希望する対象施設と時間の申込をできるサービスです。入園後にしか受付の申し込みはできません。

1施設につき、1日1回のみの申し込みが可能で、抽選に外れるとその日はその施設の利用ができないので、念をかけて申し込み方が多いようです。

ただし、当日の運営状況によっては、エントリー受付なしで入場できる場合もあるため、キャストに問い合わせてください。

プライオリティー・シーティング

プライオリティー・シーティングとは、パーク内のレストランの優先案内です。事前に利用希望時間を指定しておけば、少ない待ち時間でレストランが利用できます。

特に人気のあるレストランは、プライオリティー・シーティングがおすすめです。申し込みは、前日までの予約と当日予約があります。対象レストランは以下のとおりです。

• ブルーバイユー・レストラン
• レストラン北斎
• クリスタル・パレス
• センター・ストリート・コーヒー・ハウス
• イースト・サイド・カフェ

東京ディズニーリゾートで使えるパス一覧

これまで紹介したパスの一覧をまとめました。見比べて、使い方を検討する際に活用してください。

パス名	有料／無料	対象施設	注意点
プライオリティパス	無料	アトラクション	当日先着順に配布
スタンバイパス	無料	ショップ・レストラン	当日先着順に配布
プレミアアクセス	有料	アトラクション・パレード・ショー	売り切れる場合有り
エントリー受付	無料	ショー	1施設につき1日1回受付可能
プライオリティ・シーティング	無料	レストラン	前日まで、または当日予約可

入園後の段取りはこれでOK！

たくさんのパスがありますが、すべて『東京ディズニーリゾートアプリ』で発行可能と覚えておきましょう。チケットを取る順番を紹介しますので、入園から順を追って、パスの発行をしてください。

パーク入園

東京ディズニーランド・東京ディズニーシーは、入園チケットが必要です。来園する日が決まったら、2ヶ月前の同日14:00から購入してください。アプリと東京ディズニーリゾート公式サイトの両方で購入ができます。

レストラン予約（プライオリティ・シーティング）

パーク内では、フードコートのようなレストランもありますが、1回くらいは人気レストランで食事したいものです。当日予約は不安なので、ぜひ前日までに予約をしておいてください。

レストラン予約で使えるパスは、プライオリティ・シーティングです。利用希望日の1か月前9：00からご利用希望日の前日20：59までの予約が可能です。31日など、同日がない場合は、翌月1日9：00より予約できます。

入園後のスケジューリングが大切

パークに入ったら、まずはショーのエントリー受付をしましょう。パークを効率良く回るには、ショーのスケジュールを先に立てて、合間にアトラクションに乗るのが一番おすすめです。

次にパレードのスケジュールを立てます。パレードを良い場所で見たいと思ったら、1時間半〜2時間は場所取り時間として必要です。かなり長丁場ですので、どの時間帯で見るかを決めてしまいましょう。

ショーやパレードのスケジュールが決まったら、移動時間も考えつつ、アトラクションのプライオリティパスの取得をします。

ただし、ショーもパレードも見ずに、ひたすらアトラクションに乗るのであれば、時間のルールを守りつつ、プライオリティパスの取得を頑張ってください。

まとめ

小さな子どもを連れてのディズニーは、食事やトイレなど大変な面も多いですが、やはり夢の国での楽しさは格別です。

パスを上手に利用すれば、暑さ寒さを凌ぎながら順番が待てますし、レストラン探しに慌てることもありません。

しかし、東京ディズニーリゾートにはたくさんのパスがあるため、有料・無料の違いはもちろん、対象施設やパスが取れるタイミングなどを確認しておきましょう。

夢の国で楽しい1日が過ごせますように！