筑後川花火大会、その歴史は360年以上だといわれています。福岡県久留米市で開催されるこのイベントは、西日本で最も大規模な夏のハイライトです。
ここでは、2024年の筑後川花火大会の日程・アクセス方法・おすすめの観覧スポットをピックアップして紹介します。
安全に楽しむコツもお伝えするので、事前の準備を忘れずに!
筑後川花火大会【2024年】概要
開催日: 2024年8月5日(月)
※荒天の場合、2024年8月7日(水)に延期。8月7日に開催できない場合は中止。
発揚時間: 19:40~20:50(70分間)
打ち上げ数: 15,000発
※例年は18,000発
主催: 筑後川花火大会実行委員会
筑後川花火大会の打ち上げ場所と観覧場所
筑後川花火大会の打ち上げ場所は2か所あります。毎年場所は変わっていないようです。
長門石河川敷
【打ち上げ場所は2ヶ所】
- 京町会場対岸
- 篠山会場対岸
つまり、京町会場の花火は長門石河川敷から、篠山会場の花火は小森野河川敷から打ち上げられています。フィナーレの大がかりな演出は両会場から行われます。
【観覧場所は5ヶ所】
- 京町会場:二千年橋から長門石橋にかけての水天宮前左岸河川敷
- 長門石会場:長門石橋周辺の右岸河川敷
- 篠山会場:長門石橋から豆津橋にかけての久留米城前左岸河川敷
- 小森野会場:小森野橋から二千年橋にかけての右岸河川敷
- みやき会場(佐賀県みやき町): 豆津橋より上流側の右岸河川敷
これらの会場は、筑後川の壮大な景色を背景に花火を楽しむのに最適な場所です。
京町会場へのアクセス
筑後川花火大会の京町会場は、筑後川の南側にある観覧場所です。
アクセス
- JR久留米駅から徒歩10分
- 西鉄久留米駅から有料シャトルバスが運行
場所の詳細
- 会場面積は29,000平方メートル
- 打ち上げ場所は対岸の久留米市長門石河川敷
- 屋台がずらりと並び、花火をじっくり鑑賞できる人気の会場
京町会場は筑後川の対岸から花火が打ち上げられるため、川面に映える花火を間近で鑑賞できる絶好の観覧スポットです。屋台も多数出店しているので、花火と共に夏の風物詩を満喫できます。
長門石会場
筑後川花火大会の長門石会場は、筑後川の北側にある観覧場所です。
アクセス
- JR久留米駅から徒歩15分
- 西鉄久留米駅から徒歩10分
- 無料の臨時駐車場が設置される予定
- 長門石橋南側歩道は18時30分から22時まで通行止め
場所の詳細
- 会場面積は34,000平方メートル
- 打ち上げ場所は対岸の久留米市長門石河川敷
- 川沿いに屋台が並び、対岸の花火が間近で見られる
長門石会場は筑後川に面しているため、対岸の花火が間近で鑑賞できます。屋台も出店し、フィナーレの華やかな演出を存分に楽しめる人気の会場です。無料の臨時駐車場も設けられる予定なので、アクセス良好の場所といえます。
筑後川花火大会の篠山会場は、花火の迫力を間近で体感できる主要な観覧場所です。
篠山会場
筑後川花火大会の篠山会場は、花火の迫力を間近で体感できる観覧場所です。
アクセス
- JR久留米駅から徒歩15分
- 西鉄久留米駅から徒歩10分
- 無料の臨時駐車場が設置される予定
場所の詳細
- 会場面積は119,000平方メートルと最大規
- 尺玉やナイアガラなどの大迫力の花火が見られる
- 屋台が多数出店し、大変賑わう
- 京町会場の花火も遠景で鑑賞できる
篠山会場は打ち上げ場所の真正面に位置するため、花火の迫力を存分に味わえます。屋台の出店も多く、毎年最も混雑する人気の会場です。無料の臨時駐車場も用意されるので、アクセスも良好です。花火ファンにはおすすめの観覧スポットといえるでしょう。
小森野会場
小森野会場は、筑後川の北側に位置する観覧場所です。
アクセス
- 西鉄天神大牟田線の宮の陣駅から徒歩約20分
- 車両通行禁止:18時30分から22時まで(小森野橋北)
場所の詳細
- 会場面積は、20,000平方メートル
- 比較的混雑しないため、お子様連れの方におすすめです。
- 河川敷が広く、他会場よりもゆっくり花火鑑賞ができる
小森野会場は、シャトルバスがありません。さらに、橋の通行止め+駅から徒歩20分と少々アクセスに難があります。不便ですが、実は穴場です。混雑を避けたい方は、小森野会場を鑑賞場所候補にしてみてはいかがでしょうか。
みやき会場
豆津橋の近くに位置し、長門石で打ち上げられる花火も見られる理想的な観覧スポットです。
アクセス
- JR久留米駅から徒歩約30分
- 車両進入不可
場所の詳細
- 会場面積は、30,000平方メートル
- 利便性は悪いですが、ゆっくり鑑賞したい方におすすめの会場です。
- 対岸には京町会場があり、屋台を楽しみながらみやき会場を目指すのもアリ!
- 花火終了後は、最寄りの久留米駅は混雑します。時間調整が必要です!
みやき会場周辺は、観光スポットも豊富です。天吹酒造合資会社での伝統的な酒造り体験や、清らかな名水・千栗八幡宮や綾部八幡神社の歴史的神社訪問・みやき町北茂安B&G海洋センターがあります。自然と歴史が息づく穏やかな環境で、花火大会の前後に訪れてみてはいかがでしょうか。
筑後川花火大会の打ち上げ数と時間
筑後川花火大会では、約15,000発の花火が打ち上げられます。打ち上げ時間は70分間にわたり、18時40分から20時50分までの間に行われます。この時間帯に夜空を彩る華やかな花火は、見る者を魅了します。
歴史と由来
いちき串木野市には、歴史と由来が深く関係した数多くの伝統行事があります。例えば、江戸時代末期の薩摩藩は、生麦事件に端を発した薩英戦争を契機に、西洋からさまざまな技術や知識を学び、近代的な国づくりを推進しました。
また、文禄・慶長の役の際には、陶工70名ほどを薩摩へ連れてきて、窯を焼きました。これが薩摩焼発祥の地です。
さらに、1865年には、外交視察団が渡欧。産業や語学などを学び、日本に帰ってきました。帰国後、それぞれの分野で日本の先駆的役割を果たしました。
江戸時代から続く伝統行事
いちき串木野市に伝承している水天宮落成祝賀は、江戸時代から続く伝統行事です。地域の文化や歴史を継承するために重要な役割を果たしています。
水天宮落成祝賀が始まり
水天宮落成祝賀は、江戸時代から続く伝統行事で、地域の文化や歴史を継承するために重要な役割を果たしています。
例えば、1790年には、島津家第26代斉宣が市来温泉に湯治の折り、照島に来ました。雄淵と雌淵のあたりを眺められており、しばらくして雄淵の上にある岩に驪龍巌と書かせ、彫刻するように命じたとの話が残っています。
このような歴史的な背景を持ち、現在もなお地域文化を継承するために重要な役割を果たしています。
筑後川花火大会以外にも見どころ満載ですね!
花火大会を安全に楽しむコツ!
せっかく楽しみにしていた花火もトラブルや事故があっては大変です。今年の夏、思いっきり花火大会を楽しむために、今一度ルールやマナーを確認しておきましょう。
詳細はこちらの記事をどうぞ↓
花火大会を安全に楽しむにはマナーやルールの再確認が必要!
筑後川花火大会の日程とアクセス情報・観覧ガイドのまとめ
筑後川花火大会を観覧できる会場は、京町会場・長門石会場・篠山会場・小森野会場・みやき会場の5箇所です。
会場の広さは、篠山会場が最も広く、賑やかに観覧したい方にはおすすめ。人混みを避けて、ゆっくりと観覧したい方は、小森野会場やみやき会場が良いかもしれません。ただ、利便性が低いので、時間に余裕を持って行きたいですね。
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