子育てて一番大変な時期は?乗り越え方と体験談を紹介!

子育て mother

赤ちゃんが誕生した喜びも束の間に、1人の人間を育てるのはこんなにも大変なものか!と思い知らさせるのが子育てです。

特に初めての赤ちゃんの場合、毎日が手探り状態で、子育てが終わった後に振り返っても「大変だった」ことのみ覚えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、子育てて一番大変な時期について紹介し、大変なこととその乗り越え方や体験談などがご覧いただけます。

子育ての大変さを少しでも減らせるようなヒントを見つけてみませんか?

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子育ての大変さを感じるのは?

子育て

子育てを大変だと感じる年齢は、人それぞれですが、一般的には乳児から小学校就学時までと言われています。(参照資料:平成25年版厚生労働白書)

しかし、誰もがそんなに長い間子育ての大変さを思い知っているわけではなく、凝縮して「この年齢が一番大変!」と言われているポイントがあります。

ここでは、そんな最も大変と思われる年齢や瞬間、性格の違いについて紹介します。

一番大変なのは何歳?

ママにとって一番大変な時期は、赤ちゃんが0歳〜3歳までです。この時期、赤ちゃんは目まぐるしく成長します。

0歳児

  • 体重は約3倍、身長は約1.5倍に成長します。
  • 初期の運動能力と社会性が発達し始めます。
  • 生後2か月までに笑うようになり、手を見ることができます。

1歳児

  • 物をつかんだり、逆さまに回転したりすることができます。
  • 自分で座ったり、物をつかんで遊ぶことができます。
  • つかまり歩きや一人で立つことができるようになります。

2歳児

  • 言語能力が大きく発達します。単語を認識し、短いフレーズを話す能力が形成されます。
  • 自分で食べる能力やトイレトレーニングも始まります。

3歳児

  • 複雑な文を理解し、自分の感情や欲求を表現する能力が発達します。
  • 社会性がさらに発達し、他の人との関わり方により柔軟性が見られるようになります。

もちろん個人差はありますが、おおよそこのような成長段階を経て、幼児へと成長します。この間、赤ちゃんはさまざまな初体験をしますので、その刺激が夜泣きになったり、ぐずったりの原因になることも少なくありません。

また、2歳くらいで話せるようになったとしてもコミュニケーションとまではいかず、ママとの意思疎通は難しいものです。子どもは自分の意思を通そとして、お出かけ先で泣き喚いてママをうんざりさせることもよくあるでしょう。

困難だと思われる瞬間とは?

育児における難しさは子どもや親を取り巻く個々の状況によるところが大きいです。ここでは、0歳から3歳までにママが感じやすいと思われる困難な瞬間を紹介します。

0歳児
赤ちゃんが泣いたとき、具体的な原因を言葉で伝えることができないため、親が泣いている原因を推測して解決策を見つける必要があります。これは、泣き声のみを手がかりにするため、かなり手間がかかり、特に夜間のケアは睡眠不足をもたらす可能性があります[2]。

1歳児
1歳になると、赤ちゃんは徐々に移動能力を得て、家中を探索するようになります。これは、安全対策を講じることが不可欠であり、一瞬目を離すと何かを口に入れるなど危険な行動を取る可能性があります。

2歳児
2歳頃からは、「いいえ」フェーズ(いわゆる「テリブルツー」)が始まることがあります。自我が芽生え、反抗的な行動を見せることがあります。また、言葉を理解し始めると、意志表示をしようとするものの、まだ十分に言葉を使いこなせないため、フラストレーションがたまりやすい時期でもあります。

3歳児
3歳になると、社会性がさらに発展し、他の人との関わり方により柔軟性が見られるようになります。しかし、その一方で、より複雑な感情を持つようになり、それを適切に表現するためのスキルがまだ未熟なため、感情の爆発や衝突が起こりやすくなる可能性があります。

もちろん個人によって異なりますが、ママにとって困難な瞬間はママも子どもも成長できる瞬間でもあります。

子どもの性格によって大変さは違う?

育児の大変さは、子どもの性格によっても異なる可能性がありますが、特に0歳から3歳までの育児では、子どもがまだ話すことができないため、「泣いている原因はこれかな?」と試しながらのトライ&エラーが続くため、とにかく手がかかります。

このような状況は、どの子どもも経験するものですので、性格によらず一定の育児の難しさがあります

しかしながら、育児の中で特に重要なのは、子どもとの”アタッチメント”を育むことです。アタッチメントとは、子どもと親との信頼関係や絆のことを指し、このアタッチメントが子どもの「学びに向かう力」の育成につながります。

研究によれば、0歳前半はママと、そして0歳後半からはパパとのアタッチメントを育むことがポイントになるとされています。

つまり、子どもの性格による違いもあるでしょうが、0歳から3歳までの育児で特に大切なのは、子どものニーズに対応しながらアタッチメントを育むことであり、それはすべての子どもと親が経験する共通の課題といえます。

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悩みのジャンル別の乗り越え方

子育て

子育て中のママにとって悩みは尽きないものです。育児の不安はもちろん、授乳やリフレッシュ法について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ここでは、育児中のママが抱えがちな悩みをピックアップして紹介します。

育児の不安

0歳児から3歳児までの育児では、子どもの成長ぐあいを気にする方が多いはずです。近所の同い年くらいの子供と比べて、「うちの子はここが遅い」とか「ここが早い」など何かにつけて比べてしまいます。

一番厄介なのは、身内からの発言によって、全然気にしていなかった我が子の成長速度が気になってしまうパターンです。姑から「他の孫に比べて遅い!」なんて言われるケースも考えられます。

乗り越え方

成長過程は個人差があります。そんなことは百も承知しているはずなのに、気にするのが親ってものですよね。でも、これしか方法はありません。「よそはよそ。うちはうち」の精神でドン!と構えましょう。

すべては乳児健診ではっきりするものです。医者が「心配ない」といえば、心配ありませんし、「対処が必要」と言われれば、そのように対処するまでです。我が子を信じてあげてくださいね。

授乳の不安

「母乳をどれくらいの量をあげたらいいのか」や「急に泣き出してどうしたんだろう」など、何をどうしたら良いのか分からないことが多く、それが不安を生み出す原因となります。

また、育児の疑問や迷いはつきもので、日々の赤ちゃんのお世話においてもそれは同様です。子育ての考え方や環境、医療などは時代とともに変化していきますので、新米ママ・パパはそれらを追いかけるのに精一杯になりがちです。

乗り越え方は?

先輩ママたちからのねぎらいの言葉や共感、アドバイスなどがあると、その不安を少しでも軽減することができるでしょう。授乳期間は新米ママにとって多くの不安や疑問がつきものですが、その間も自分自身の体調や感情に気をつけながら、必要なら専門家や先輩ママたちの支援を求めてみてください。

リフレッシュできないストレス

0~3歳の子どもの母親は、長時間子どもと離れることが難しいことが多く、自分自身の趣味などに時間を割くことができないという問題があります。そのため、1日の終わりのほんのわずかな時間や自宅での活動にとどまりがちです。

また、ワンオペ育児中のママたちは、子育ての「息抜きタイム」を生み出すことが難しく、これがストレスに繋がります。これらの不満は、子育て中のママが自分自身の時間を持つことの難しさを表しています。

乗り越え方は?

リフレッシュできない悩みを乗り越える方法として、以下のようなものはいかがでしょうか。

  • 家事や育児のちょっとしたスキマ時間を見つけて、好きな動画を見たり、音楽を聴いたりする。
  • プチ贅沢をして自分にご褒美をあげる。ちょっと高級なスイーツやコーヒー、紅茶などで自分を甘やかすのも一つの方法。
  • 子どもが夢中で何かをしている時に、一緒に自分もやってみる。子どもと同じことでもいいし、別のことでもいいでしょう。

どれも時間の確保が難しいママにとってはハードルが高いようですが、月に1〜2回でも自分がしたいことができればリフレッシュできるのではないでしょうか。

【体験談】
私は実感も遠く、夫は夜勤もあったため、リフレッシュタイムはほぼ望めませんでした。しかも当時はスマホもなかったので、動画を見る楽しみも、音楽すらラジオという時代。それでも好きなドラマを見たり、友達と電話で話したりとリフレッシュ法を見つけて実行していました(笑)

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年齢別の悩みの乗り越え方は?

子育て

子どもの年齢によって、ママが抱く悩みは異なってきます。子どもの性格や生活環境によっても変わってきますが、代表的なものを紹介します。

新生児期の悩み

赤ちゃんが小さくてデリケートなため、「本当に正しく育児をしているのか?」という不安がつきものです。

具体的な悩みとしては、例えば赤ちゃんが泣く理由が分からない場合などがあります。赤ちゃんは泣くことでさまざまな要求を伝えますが、その具体的な理由を理解するのは難しいでしょう。赤ちゃんが泣くのは、ママの愛情が欲しいという意味や、転んだり喧嘩をしたりして精神的にショックを受けたときもあります。

乗り越え方は?

新生児の場合、特に母乳で育てている場合は、母乳が足りているかどうかが気になるママが多いはずです。その場合は、おしっこの回数や機嫌などで測ることができますが、心配な場合は医師や助産師さんに相談するといいでしょう。

また、新生児の間は夜間の授乳があるために、ママは極度の寝不足になります。協力者がいる場合は、少しでもお世話を代わってもらって、寝るようにしてください。

1歳児の育児の悩み

1歳になると歩き回れるようになっている子どもも多く、ママとしては最も目が離せない時期です。テーブルの上のものに興味を抱いて、触ったり、ワイパーのように腕を振って落としたりと大変でしょう。

これまで夜もぐっすり眠ってくれていた子どもも、なぜか1歳前後になって夜泣きが始まるケースも多く見られます。これは、歩き回れるようになって行動範囲が広がるにつれて、視野も広がることでストレスが増えたためとも考えられます。

【体験談】
ちなみに、この時期は私も長女の夜泣きにノックダウンしてしまい、3回ほど病院で点滴を受ける羽目になりました。

乗り越え方

ミルクを飲ませてみたり、抱っこしたり、さまざまな対処法がありますが、私の経験から言えるのは、焦ってはいけません。

夜泣きはいつかは自然となくなります。ママがイライラすると、不思議と子どもにも伝わってしまい余計に激しく泣いてしまうことも考えられます。

明日の仕事や家事が気になりますが、どんと構えてとことん夜泣きに付き合いましょう。また、ネット上には「プラゴミ袋の音を聞かせる」「外の空気に触れさせる」などがあるので、試してみるのも一つの方法です。

【体験談】
私の経験上、イライラが一番良くなくて、その次に温度かな〜とも思います。たいていは暑くて泣いているのかも?温度調節は大切だと感じています。

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まとめ

喉元過ぎれば暑さ忘れる〜なんて言いますが、まさに子育てってそんな感じです。今となっては懐かしいばかりですが、当時は夜が来るのが怖かったし、泣いている我が子と一緒に泣いてた時もありました(笑)

今は辛い時期だと思いますが、絶対に終わりが来ますので、身体に気をつけながら頑張ってくださいね。

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