道を歩いている時や、電車内などいろんな場面で、知人にばったり会ってしまうことってよくありますよね。
別に嫌いな人でもないし日頃は話もするんだけど、なんとなく気づかないフリをして無視してしまう・・・
そんなことってありませんか?
挨拶くらいしても良さそうなのに、なぜか咄嗟に無視してしまう・・・
パッと目をそらして、気づかなかったフリをしてしまう・・・
これって、対人恐怖症のひとつなんでしょうか?
人間関係って本当に微妙です。
嫌いでもないのに、なんで無視してしまうんだろう・・・
今回は、そんな自分でもよく分からない咄嗟に人を無視してしまう行動についてお伝えします。
嫌いでもないのに気づかないフリをしてしまうのは私だけ?

外で知り合いの人を見かけて思わず気づかなかったフリをする人は、決してあなただけではありません。
実は私も気づかないふりしてしまいます・・・(汗)

自分だけかも?って思いがちだけど、気づかないフリして知人をかわしている人は結構多いのかも!
そこで100人の人にアンケートを行いました!
声をかける・・・・・・・・・・・・・29人
気づかないフリをして無視する・・・・71人

意外と、無視する人が多いことがわかりますよね。
無視してしまう人の理由ってなに?
一番多い理由は、「プライベートな時間なので邪魔されたくない」というもの。
自分が逆の立場だとしたら、プライベートの時に絶対に声をかけられたくないので、無視します。
お互いにプライベートな時間なのであえて干渉しないのがベストだと思ったから。誰かと会った事を他人に公言してしまうと場合によっては変な憶測で迷惑をかけるおそれがあるから。
知人には知人のプライベートがあり知人の楽しみを邪魔したくなくそっとしておきたいと思ったからです。
自分のプライベートな時間を邪魔されたくないという気持ちと、相手のことを考えて敢えて声をかけないというパターンがあるようですね。
通勤通学途中も、目的地に着くまではプライベートな時間と考える人も多いようです。
毎日同じ時間の電車に乗るのだけど、できる限り知っている人がいない車両に乗るとか、ホームでも顔が見られないようにしている人も結構いますね。
年齢を重ねるごとに無視する傾向にある?
小学生の頃なら、知っている友達が近くにいたらすぐに駆け寄って話しかけたはず。
でも、中学生から高校、大学、社会人となるにつれて、よほど親しい友達でない限りは声をかけなかったり、気付いていないフリをし始めます。
大人になるにつれて、だんだん「声をかけたその後」のことを考えるようになるわけです。
小学生の頃、放課後家の近くで友達を見つけたから声をかけました。
すると「今から遊ぼう!」と言われました。
でも、実はあなたは今から塾に行かなくちゃいけなくて、遊びを断るしかありませんでした。
「わかった!じゃ〜ね〜」と友達は言ったけど、本当は怒ってないかな?なんて考えたことはありませんか?
次からは塾へ行く前には、友達を見つけても声をかけるのはやめようなんて学習をしてしまうわけです。

相手も「いつでもどこでも遊びに誘うのはやめよう」なんて思ったかも?
誘いを断るのって、大なり小なり気まずさは生まれますよね
アンケートにもそのような回答がいくつか見られたのでご紹介しますね。
もし「これから一緒にどう?」と食事や飲みなどに誘われたときに、先輩や上司などの場合、断りづらいので、気づかなかったフリをします。
上司だったら断りづらいですよね。
それなら最初から無視した方が身のためかも・・・
中のいい友人であれば声をかけることもありますが、出かけるときは何かしらの予定や目的があって外にいるので、知人と長話をしたくありません。
女性だとこのパターンがありそう!
めちゃくちゃ急いでいるというわけではないけど、できるなら早く帰宅したいと思っているのに、相手が話し込んできたりするパターンですね。
つい付き合ってしまうと、なかなか帰るタイミングが掴めない・・・。
これって実は何かの恐怖症の一つなの?

「無視する」と回答した人が多かったのですが、30%の人は「声をかける」と回答しています。
出会いは大切にしているつもりです。たとえ少し話しただけでも話しかけてそこから仲良くならチャンスを自分で作り出します。
一期一会ですね。
せっかく会えたのだから声をかけないともったいないと考えるわけです。
声をかけることによって外出先で出会ったという偶然について、その場だけでなく後日も話題にすることができるから。
声をかけると答えている人の多くは、「無視するのは難しい」と考えているようです。
また、以前に自分が無視されて寂しい思いをしたことがあるので、相手にはそんな思いをさせたくないと回答されている方もいらっしゃいました。

知人を見つけたら、まっすぐに駆け寄り声をかける方が性格的には「明」のイメージがありますよね。
では、声をかけない人って(私もですが)、結局は対人恐怖症のようなものなのでしょうか?
人嫌いだから無視してしまうわけでは決してありません。
やはり、これから発生するかもしれないトラブルとか、ストレスを回避しようとする気持ちが働くからです。
誘われても断るのが苦手だったり、相手に悪いと思って「急いでいる」の一言が言えない人に多い傾向があります。
また、相手に対しても同様に、「急いでいるかもしれない」などと思いやって声をかけないということもあります。
言えることは、無視してしまう人の真逆な人です。
声をかけた後の心配はしていないということですね。
食事やお茶に誘われても時間がなければ断るし、声をかけからと言って話をしなければならないとは考えていません。
歩いている時にあまり周りを見ていなくて、気づいたら知人が目の前に立っていて、到底無視できる状態じゃないことが多い・・・と、回答している人もいらっしゃいました。
どちらがどうだ、ということはありません。
こればっかりは性格の問題だし、対人恐怖症というものでも全くありません。
賑やかなことが好きでも一人になりたい時もあるし、早く家に帰ってのんびりしたいと思うのはごく普通のことですよね。
無視された方は気づいてる?気づいていない?

気付かないフリをしてその場をしのいでも、もし相手が気づいていたら?
さらには、無視したことまでバレていたら?

そこが一番気になるところですよね。
確かに、その辺は相手でなければ分かりません。
実際に「声をかける」派の人の中には、以前に無視されたのが悲しかったから、自分は絶対に無視しないという方もいらっしゃいます。
あなたがバレていないと思っていても、相手は「あ、無視された!」と思っているかもしれません。
ただ、誰にでも事情がありますから・・
無視してしまった翌日にも顔を会わせるような相手であっても、あなたは普段通りにしていればいいのです。
相手が何か言って来たら、適当な理由をつけて気づいてなかったと主張すればいいでしょう。
・視力が悪いので全く見えてなかったと言う。
・「昨日〜にいましたよね?急いでいたのでそのまま行ってしまいました」と謝る。
・言われた場所には居なかったと言い張る。
・「あ、やっぱりあなただったんですね!そうかと思ったけど自信がなかったので声か けませんでした!」と言う。
いっそのこと、日頃から外であっても無視する人、なんて思われている方が楽ですね(笑)
まとめ
いろんな価値観の人がいるので、その全部に合わせるなんて到底不可能です。
電話が嫌いな人
外であっても挨拶しない人
必要以上の会話はしない人
またはその全ての逆の人
仕事や学校を離れて、自分自身の時間の中に入れば、基本的にはあなたのプライベートな時間を尊重すればいいのでしょうが、人間社会の中で生活しているのである程度は付き合わなくてはならないこともあります。
それでも、昭和の日本に比べると現在はかなり個人の主張が尊重されているように思われますよ。
人は一人では生きてはいけないし、何かしら誰かにお世話になっているわけですから、何度かに一度はあなたから声をかければ良いのではないでしょうか。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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