100円ショップに売っているクッションには「洗わないでください」と書かれているものがあります。
100円とはいえ、気に入って買ったものなので、汚れたら洗いたいですよね。
でも、「洗わないでください」と書かれている以上、洗うのはちょっと怖いです。
✓100円ショップのクッションは洗うとどうなるの?
✓なぜ洗ったらダメなの?
✓各社100円ショップのクッションの素材はどんなものがあるの?
今回は、100円ショップのクッションの洗濯についてお伝えします。
100円ショップのクッションは洗うとどうなるの?
「洗ってはいけない」と書いてある以上洗うべきではありません。
そもそも綿入りのものは、昔から洗わずに打ち直しをしながら使い続けたものです。
「洗ってはダメ」となっている場合、色落ちしたり、中身がボロボロになってしまうとか、固まってカチカチになってしまう恐れがあります。
洗濯機で洗ってしまうと、クッション自体がダメになるか、洗濯機にダメージが及ぶかもしれません。
つまり、「洗わないでください」と書かれている場合、洗濯機、手洗い問わずに水に浸すべきではないということです。
100円ショップのクッションを清潔に保つには?
洗えないクッションや布物を清潔に保つ最強アイテムは、やはりファブリーズやリセッシュなどの除菌・消臭剤です。
除菌・消臭スプレーを使う際は、たっぷりと散布した方が効果があります。
しっかりと濡れるくらいに散布して、あとは天日干しをしておくと匂いやダニ、ホコリ、カビなども防げます。
除菌・消臭スプレーの威力はどのくらい?
洗わずにスプレーだけしても、それほど効果はないのでは?と思っていませんか?
長い間、洋服ダンスに吊るしたままでカビが生えてしまった服に除菌・消臭スプレーをふりかけておくと、一晩でカビが消えてしまいます。
特に滅多に使わない喪服などは、カビが生えてしまって、いざ着ようと思ったら白い斑点に驚いたりします。
そんな時には、除菌・消臭スプレーを一振りしておくと、翌日には綺麗な状態で切ることができます。
それを見ても、かなりの除菌効果があります。
そもそも洗ってはいけないクッションがあるのはなぜ?
そもそもなぜ洗ってはいけないのでしょうか。
洗濯機で洗うことで、中綿が極端に偏ってしまい、大きく型崩れしてしまう恐れがあります。
脱水の時、洗濯機で脱水したら洗濯機が壊れる可能性が高いということと、縫目がパンクしてしまい綿が飛び散る可能性が高いことが考えられるからです。
また、色落ちしてしまい、せっかく気に入って購入したのに、元の色柄がなくなってしまうことも考えられます。
100円ショップのクッションは、どうしても洗いたいときは手洗いが良いでしょう。
100円ショップのクッションの中身が問題
衝撃を吸収してくれたり、型崩れの心配が少ないという理由で、クッションの素材にウレタンが使われていることがあります。
100円ショップのクッションにもウレタンが使用されているものがあります。
低反発クッションと聞くと、ウレタンがどのようなものか思い浮かびますよね。
最近では、触り心地や感触が良いことでとても人気のクッション素材です。
ウレタンが使われているクッションは、絶対に水洗い不可です。
ウレタンは一度水を吸ってしまうと、とにかく乾きません。
乾燥させるのに、一週間以上かかかっても乾かないかもしれないという状態になります。
ウレタンは水洗いをすると、水を吸収しすぎて、その重さに耐えきれずにボロボロと分解されてしまいます。
また、ウレタンは熱に弱いので、乾燥機の使用も絶対にダメです。
乾燥するのにそれほど時間がかかってしまうということは、雑菌が繁殖して、洗う前よりもかなり不潔な状態になってしまいます。
洗濯機か?手洗いか?どころの問題ではありませんね。
とにかくウレタンが使用されているクッションは、洗えません。
中には洗えるウレタンもある?
もちろん、人気のウレタンクッションが洗えないとなると困ることが多いので、改良されて洗えるウレタンクッションもあります。
100円ショップで購入したものは、基本的に洗わない方がいいですね。
ウレタンクッションを洗濯する場合は、洗濯表示をしっかり確認してから行ってくださいね。
まとめ
クッションは肌に密着することも多いし、背もたれとして使っているうちにぺちゃんこになってしまうことも多いグッズです。
ぬいぐるみやクッションは、気に入って使えば使うほど買った当時の輝きがなくなってしまって、自分で洗ってもさらにみすぼらしくなってしまうんですよね。
だからこそ、愛着が湧くのかもしれません。
今のところ、洗えないクッションやぬいぐるみの強い見方は除菌・消臭スプレーということになります。
ホコリを取って、スプレーをしっかりとして、色あせしないように陰干しでしっかりと乾燥させることが一番良いお手入れ方だと言えますね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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